指板剥がれ修理 ZEN-ON RF-150

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ヤフオクで落札したギターを開封しチェックしたら、この状態( ; ゚Д゚)

直して使えるギターになるのか不安ながら修理開始。

7~14フレットあたりまで剥がれている。経年でなってしまうのか、なにかの衝撃でなったのかはわからないが、初めての症状。

準備したものは、タイトボンド、注射器、クランプ
タイトボンドは過去、ヘッド折れの修理やブリッジプレートの修理で使用。
ヘッド折れの時に購入したが使いこなせなかった注射器も使ってみよう
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クランプは指板からネックヒールに届く大きさの物が無かったので800円ほどで購入。

トラスロッドを緩めて指板を押さえつけてみると手の力でもわりとフラットになりいけそうだ。

指板側にかますアルミ材を準備しクランプ位置も確認。
タイトボンドを着けたら素早くクランプして固定しなきゃだから慎重にシュミレーション。
タイトボンドを水で溶いてゆるくして注射器に入れて指板の隙間に注入。隙間が広い部分は直接タイトボンドを塗り、薄いヘラで押し込みまんべんなくボンドが塗れたら素早くクランプ。

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ボンドが溢れるので濡れ雑巾で拭き上げ。 少し時間がたつとまたボンドが滲み出てきたりするのでマメに確認した方がいいね。
翌日見たら、染み出たボンドがピックガードにつたってしまって、剥がせるけどキズをつけてしまったのでもっと注意しとけば良かったと反省。

クランプ中にペグを外して磨いたり。
1日たち乾いてくると隙間がまた出てきたのでタイトボンドを注入し、メイプル材の削った粉をボンドに混ぜて塗ってみた。
丸2日たちクランプを外した。

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アルミ材や差し金をあててみるとフラットに接着できたようだ。
ネックと指板に段差がある部分はサンドペーパーをかけて滑らかにした。ボンドの目立つとこは木部補修ペンでごまかして終了。

さぁあとは弦を張ってみて問題なければいいが。