TAKEHARU GUITAR WT-130

持っているアコギを再メンテしたりしてガマンしていたが、またコロナの影響で予定されていたライブが延期になったストレスもあり、久しぶりにヤフオクで落札。
THUMBのDoveタイプが気になったが写真を良く見るとサドル付近のブリッジが欠損しているように見えたので深追いせずに他を探してみて目についたのがモラレスとタケハルギターだった。
タケハルギターに終了時間間際に入札し、あっさり落札。

511円とコンビニ決済手数料200円だったが送料が高く4180円。
まぁ5千円以内ならいいかなと。
佐川は送料が高いので敬遠されて逆に落札しやすいのかも。

YouTubeでタケハルギターの動画見て好印象だった。よく知らずにいたが木曾スズキのブランドの中の1つ。

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ヤフオクの写真でもわかる汚れっぷりだったが....

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ラベルがカビとホコリで型番がわからない。

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不具合ヵ所がないか確認。

まず塗装の劣化が目立つ。白濁とはまた違う感じがするが、クリア塗装かその下塗りのシーラーが気泡のようになりボコボコしてる。
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ピックガードの下の方の白いものは、山本丈晴氏のサインプリントが剥がれているもの。

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バックの塗装が特に酷い。

3弦以外は弦が張られていたのでペグを回しチューニングをしてみる。
ペグは意外とキレイでがたつきもなく問題なし。
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トップの膨らみは僅かにあるが、テンションかけてもブリッジの浮き、剥がれは大丈夫そうだ。

弦高は約3.1ミリ。サドルもまだ削る余裕あり。
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弾いてみると4、5、6弦の解放がビビるというか鳴らない。
ナットがダメか。
弦を外して定規をあててみると、予想外の逆反り。トラスロッドの調整がきいたので緩めてみると反りは直った。
ナットがダメかと思い外してしまったし、プラスチックだし、いつもどおり牛骨に交換だな。

内部のブリッジプレート
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予想外に全然キレイ。今まで買ったなかでこんなにダメージ無いのは初めてだ。ローズウッドのブリッジプレートは初めてだが、それがいいのか。

カビや汚れ、塗装の劣化は酷いが大きな問題は無さそうだ。

内部の汚れを刷毛で掃除するとラベルの文字が見えた。
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1975年製のWT-130

ネットで下調べしてた時に、ヘッドにある模様の数がグレードを表しているかも...とありWT-200以上だと思っていたら130だった。

ラベルのカビが取れて、このギターの詳細がわかり良かった☆

まずはざっとクリーニングからメンテ開始だ