ウクレレ Famous fu-120 タスクのナット、サドルに交換
塗装が終わって音の確認の為、弦を張って鳴らしてみた。
元々付いていたプラスチックのナット、サドルと新たに付けるタスクのナット、サドルとの音の違いを確かめたかったから。
アコギのナット、サドル交換は4本やったが全て牛骨製だった。タスクも試してみたかったがナット、サドル、ピンを揃えて買えば3千円近くかかってしまうので出来なかった。
ウクレレならピンはないのでタスク製のサドルとナットを買ってみた。
サウンドハウスで買ったけどウクレレ用のナット、サドルは1種類づつしかなかった。ナットは寸法もちょうどよい黒いナット。サドルは白いのしかなかったのでアコギ用のサドルを注文した。
サドルから作業。
かなり大きいのでノコでおおまかに切って電動ドライバーに研磨ビットを付けて削り。
着いていたサドルの寸法に合わせてサンドペーパーで慎重に上面を削り。
同じ寸法まで削れたらオリジナルサドルと同じように上面に角度を付けて削る。
弦ごと細かく角度はついてなくて、こんな感じ。
ナットの取り付け
元のナットに木ぎれをあててハンマーで軽く叩いて外し、ヘッドに残った接着剤をヤスリ等できれいに取り除く。
購入したタスクナットはオリジナルナットとピッタリ同じ寸法なのでそのまま瞬間接着剤で接着。
そして弦を張ってみる
弦高は3.5㎜でまだ高め。ナット溝も浅いので、サドルをもう少し削ってからナット溝を慎重に削っていく。
3㎜になった。 ナット溝もサドルも、もう少し削れるが弾きやすいしこれくらいで良しとする。
オクターブのピッチもまぁ良し。
さて、プラスチックとタスクの音の違いだけど、高音域のキンキンした感じがまろやかになり、全体的に音のまとまりも良く感じた。パッケージの説明にあったが、倍音の鳴りが良くなったのか。
プラスチックより音が良くなるのは確かだが牛骨との違いはわからないので、またアコギで試してみたいと思った。
定番の国産メーカーのフェイマス。評判どおりの間違いないウクレレだと感じた☆