TAKEHARU GUITAR WT-130 ナット、サドル交換

バックを再塗装したTAKEHARU GUITAR
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塗装の乾燥を待ちながら調整。購入時の弦高
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3.1ミリくらいだったのでそれを元に牛骨でサドル作成。
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とりあえず元のサドル高さの寸法から1ミリ低く作成。
Rゲージで確認しながらRも調整。
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クリーニングしておいたペグを取り付け弦を張ってみた。ナットは元の物。

・・・弦高4ミリもある。元のサドルより低く作ったのに弦高は上がっている。
最初に測った弦高はネックが逆反りしている状態で測ったから参考にならなかったのか。
今まで逆反りのネックがなかったから、うかつだった。
3ミリ以下にするにはサドルをあと2ミリは削らないとだ。
そうするとサドルはブリッジの面ギリギリだな。
今まで手に入れたギターは大体弦高が高く、今回の様な事もあったので慣れっこだ。
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ブリッジピン穴の溝切り
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サドルがブリッジ上面ギリギリな場合は深く溝を彫る。
ルーターや色んなヤスリを使い溝きり。サドルにちゃんと弦のテンションがかからないとビビりや、張りのない音が出るので、何度も弦をチューニングして出音を確認。
ブリッジ表面は塗装されていたが削ってオイル仕上げした。

次はナット交換。元のナットを目安に高さ調整。
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大体の高さが出たら接着し溝の深さ調整。

調整後の弦高は約3ミリ
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持っているアコギはみんなこのくらいの高さだし、弾きにくさも感じないのでOK

完了

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直後はなんか鳴りがイマイチに感じたが数日弾いてるうちに鳴りが良くなってきた。
いつもこの感じが好きだ。
バランスのいい鳴り方でまろやかな音。弾いていて気持ちいい。
この年代のギターは色んな問題がある事が多いが、ホコリまみれのボロギターを復活させるのはやっぱ楽しいな♪︎