ヤマハFG-160  セットアップ~割れ補修

ヤマハFG-160 メンテ記録③
サウンドハウスから荷物が届いたので新しい弦を張ってみた。プレイテックの激安品
サドル調整とかで何回も張ったり緩めたりしていると弦が切れる事が多かったので、とりあえず一番安い弦を何セットかまとめ買い。
弦高がまだ4㎜と高い。角パイプでネック調整をして順反りは治っていたが元起きが問題かな...再度、角パイプでネック修正。
今回は元起きを修正するべくクランプ位置を変えたりナット側に板を挟んだりしてみた。
その間サドル高さも調整。
ブリッジ溝に対してサドル長さが短かった。外すときも幅があってないのかキツキツだった。さすがにオリジナルのサドルではないね。弦溝まで掘ってある。
手持ちの牛骨サドルと替えようと思ったが、FG-160はサドルが長いのね。
とりあえずは付いていたサドルを使うか。
上面の溝を削り、手持ちサドルを参考にオクターブピッチ位置を加工してみた。
そして底面をギリギリまで研磨。牛骨製だった

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ネックヒーティングを終え弦を張り弦高を確認。
6弦3.5㎜ 1弦3㎜ 
FG-201Bでやったように、弦をエクストラライトにすれば弦高は下がるけど、このギターにはマイルドさは求めないので、とりあえず良しとしよう。

やっぱ、この頃のFGは基本的に弦高が高い設定なのかな。ブリッジも厚いし、ネックの角度とかね。

ナット溝は問題なかったのでそのまま。
ブリッジピン穴は溝切りをした。
サドルをギリギリまで低くすると、サドルに対する弦の進入角が緩くなりすぎて、まともな音がならなくなるのはFG-201Bで経験してたので。

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重要な補修、調整は済んだ♪

次はここ
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サウンドハウスで買ったエンドピンを...
明らかに太い(ー_ー;)
穴は6㎜弱 エンドピンは8㎜
商品説明に寸法は載ってなかったので、どのギターでも共通かと思ったけど、違い過ぎだ~

とりあえずサンドペーパーやダイヤモンドヤスリで擦ってみるが、削りにくいしなかなか削れない。
試しに穴にあてがってみる。
ぐいっと...

やらかした( ゚ロ゚)!!

つき板が割れた ショックで写真は撮らなかったが、すぐに浮いたり剥がれたとこをタイトボンドで接着したとこ
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翌日、穴をドリルで大きくした。

傷を瞬間接着剤で埋めて翌日研磨してタッチアップペンで補修。その他の傷も補修。 ダイソーのタッチアップペン、マホガニーとウォルナット色なかなか色が合って、いい仕上がり。そしてピンを挿入。
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予想外なとこで苦戦しちゃったな
最後にストラップピンの穴があいていたので取り付けて完成☆

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さて肝心の音は評判通りに音は大きく、低音はバックから腹に響き、高音は独特な鈴鳴りとリヴァーブな響き。いいね! 

メンテ直後に弾いた時より翌日の方がバランスや鳴り方が良くなった気がした。
手を加えたところが馴染んでくるのか、眠りから覚めてきた感じだ♪
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計算したらこのギターに使ったパーツ、道具代は約3200円
ギターは送料と合わせて5300円
この金額でこれだけ楽しめるアコギいじりは最高◎