アリアADW-71N ブリッジプレート補修

またまたまたアリアのアコギ
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ヤマハFG-160のメンテが終わったので、3弦が切れたまま、しばらく放置されてたので弦を張ろうかと

FG-160でブリッジプレートの補修をした時に、このアリアもきっとブリッジプレートが傷んでいるだろうな~と思ったので、弦を外してスマホで撮影を。

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( ; ゚Д゚)
想像を超えてた!4~6弦間が大幅に剥がれて無くなっている。接着剤が見えてる。
良くみたらブリッジプレートの板目の向きが縦だ。内部にボンドの跡が残ってたりしてるし、修理歴があったのかな。
高音弦の音が細く、強くストロークすると暴れる感じだったのは、これが原因かな
FG-160では補修前後の音の比較は出来なかったので、今回の補修はブログに記録しておくことにした。

開始!!

あまりにも範囲が広いから張り替えた方がいいんだろうけど、道具も技術もないので前と同じ補修をする。

パテ埋め

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メイプルの5㎜板材を切ってタイトボンドで接着。
FG-160の時は3㎜くらいに削ったが、ピンの長さも十分あるし、そのままの厚さにしといた。

補強板貼り付け

ブリッジプレートの端に合わせて補強材を貼り付け...
これが失敗だった
接着後に穴を開け、スマホで見たらまっすぐ張ったはずなのに補強板から穴が外れていた
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元のブリッジプレートの端も欠けていて直線が出ていなかった。
幸い、接着してから半日しかたっていなったのもあり簡単に補強材は外れた。
もっと大きめに作って張り直しだ

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丸1日置いて穴開け。パテで埋めた面積が多いのでしっかり接着できたか心配。
慎重に細いドリルから、だんだん太くしていき穴開け。
無事に穴が開いた。
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穴位置も大丈夫だ。

弦を張るとこんな感じ
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チューニングを合わせる。違和感やきしみもなくなった。
音は...

いい!
強くストロークした時も音の暴れもなくなり、しっかり振動が表板に伝わっている感じが明らか☆
枯れた音がパワーアップした♪
5㎜のメイプル板を張った事による悪影響は...
元の状態が悪かったから特に感じなかった(^o^;)
古い中古アコギを買ったらブリッジプレートも要チェックだね。

しかし、このギターは色々と修理、調整したな~
愛着が増す

今、家にはアコギが4本有ってヤマハ2本、モーリス、
このアリア。
どれも70~80年代の物で音の個性も色々だけど、このギターが1番弾きやすい。
ネックの状態、弦高、ネックの握り具合も1番しっくりくる。
大事に弾いていこう♪