ブレーシング、ブリッジ接着~ ブリッジプレート補修 Kansas W-180
ブレーシング、ブリッジの接着が済んだが、ブリッジ接着時にブリッジプレートのダメージを広げてしまった事もあり補修をした。
ブリッジを自作の治具でブリッジとブリッジプレートを挟みクランプしたんだが、木製治具に養生しなかったのでブリッジピンの穴からはみ出たタイトボンドで接着されてしまい、外すのが大変だった。
しかしタイトボンドの接着力は凄いな!
ペーパーがけして
以前、ブリッジプレートの補修をしたが、その時はメイプル板を加工し貼り付けた。
YouTubeでジャンクアコギ、ギターのリペアをしている方の動画があり参考にしました。
薄い鉄板を貼り付けるやり方。
Gibsonのアジャスタブルサドル的な音を狙って、サドル下にアルミ板を敷いているって方のブログもあったし、このギターもナット、サドル、ブリッジピンをブラス製にし金属的な音を狙っていたので、うってつけだ。
ちょうどDIYに使った100均のアルミ板があったので、それを使った。
ブリッジにマスキングテープを貼り鉛筆で穴位置を転写。
ハサミでカットし穴位置を転写したマスキングテープを貼り付け穴あけ。
元々、アルミ板に両面テープが付いていたのでブリッジプレートに貼り付け。
ブリッジ接着前に、ブリッジをペーパーがけして、オイルを塗りキレイにしました。
弦を張りチューニングを合わせて、翌日に確認。
ブリッジは隙間が開くこともなくしっかり付いている。
ブレーシングは確認できないが多分大丈夫だろう。
弦高は0.1ミリほど下がったかな~ってくらい。
音の鳴りは格段に良くなった。修理前と比べると、弾いた振動がちゃんと伝わっている感じで、音の迫力が違う。
細かくチェックしていくと3、4弦の12フレットがビビり13フレットがまともに鳴らない。
数週間後には少しビビりが出るくらいに落ち着いたが。
あと1、2弦のローポジションが押さえにくい感じ。 ナット溝をまだ深くできそうだが、セッティング中に1弦が切れ、予備の弦がライトゲージしかなかったので1弦だけライトゲージで、その他はエクストラライトになっているので、とりあえずナット溝はこのままで。
1、2弦のローポジションのフレットが削れて溝になっているのも気になるが、今回はここまでにしておこう。
今回のメンテで鳴り、音色も良くなり満足!