Pro Martin EA350BLS

息子とギター話。
アコギの音量や音色よりも抱えやすく弾きやすいギターがいいらしく、最近はエレキギターを生音で弾いてるとのこと。
それだったらエレアコはどうだろうかと調べてみた。
オベーション系はネックも細く、ボディも薄くてエレキから持ち替えても違和感がないみたい。
ヤフオクでオベーション系の廉価版を探すも安価ではなかったので諦めて安いエレアコを探し落札。

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Pro Martin EA-350 BLS
1200円で落札。送料1600円

このギター、オークションには結構出てるし、ネットの記事も多少あるが正確な製造年はわからなかった。
90年頃のギターかな。韓国製

届き開封する。
オークションの写真では黒く見えたが、深緑のサンバーストだった。
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バックは樹脂製
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ペグのポストやナットはかなり錆びていたり動きが悪かったが、それ意外は問題無さそう。
ペグをヘッドから外し磨き。隙間からギヤにCRE556を注油しトルク調整したら動きは良くなった。


ボディの木目、指板インレイ、ロゼッタは一見派手だが、なんとなくネック、ヘッド、指板の材質がチープな感じ。
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指板、ブリッジがカサカサ。指板オイルで保湿、清掃。
フレット、ボディを磨き上げ。
アリアのフォスファーブロンズ、ライト弦を張り、弦高、反りを確認。 
サドル高さに余裕があるので削って調整。

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2.7ミリほど。サドルの厚みが溝に対して少し薄くて弦を張るとネック側に少し倒れる感じ。
そのせいか、オクターブのズレも大きめ。
サドル下にはピエゾピックアップがあり、アコギのように密着にシビアになることもないかと、隙間にラミネートされた不要会員カードを切って詰めた。

アンプに繋ぎ、音の確認。かなり出力は弱いが問題なく音は出た。

生音はまぁ、想像通り薄い音だ。


弾いてるとフレット端が少し引っかかるのでヤスリで調整。
17フレットが浮き1弦16フレットの音が17フレットの音だが、そんなにハイフレットは使わないから、そのままにしとく。

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息子が望んでた、エレキ並みの弾きやすさ、抱えやすさ、控え目な音量を満たしたギターだ。