YAMAHA FG-160 フレット交換~弦高調整
フレット交換が終わったので弦を張って確認。
1年でネックの反りが戻ってしまった事もあり、弦をライトからエクストラライトに変えようかと思ったが、最近愛用の2ndストリートに売ってるアリアのフォスファーブロンズの弦が売り切れていたので家にあったライトゲージにした。
今回のメンテで、まだトラスロッドも回せるし、音もライトが好みなので不具合がおきたら考えよう。
ナットは作り直さずに使えた。
音のつまり、びびりがないか全てのポジションを押さえ確認。
問題なし!
ネックの反りを調整して弦高を確認。
3ミリ。フレット交換前は3.5ミリだったので0.5ミリ下がったが、もう少し下げたいな...
サドルの高さはかなり低いが、もっとギリギリまで下げてみよう。
今まで付けていたサドルを見ると底面の角度が、ひどく傾いている。...自分が削ったんだけど、ヒドイw (写真左)
FG-150Fで使った牛骨サドルの残りがあったので、作り直そう。
前のサドルを参考に高さを削り、狙った高さになったら上部の形を整える。
指板のRと同じになるようにRゲージで確認しながら。
サドル上部はオクターブ位置に細かく合わせるような削りかたはしなかった。
FG-150Fでもオクターブピッチに問題なかったので、今回も同じように加工。
サドル溝に入れる。僅かにサドル上部が出てる状態
前より更にブリッジピン穴の溝を深く加工。
弦を張り、弦高と音の確認。
約2.8ミリ
やっぱ、この高さだと弾きやすい!
指板修正で以前よりRが付いたかもしれなく、その効果か、新フレットのせいか押さえやすさ、握りこんで親指で6弦を押さえるフォームもやりやすくなった。
音も変わらず、このギター特有の低音域の響きが気持ちいい♪
また弾きこんでいこう♪
YAMAHA FG-160 フレット交換、指板修正
今年のGWもコロナ自粛。
昨年のGWはジャンクベースをいじっていた。その後もヤフオクでウクレレやアコギを手に入れてはいじっていた。
年末に買ったYAMAHA FG-150Fがメンテしたら音、弾き心地がとても良くて気に入りずっと弾いている。
もうアコギはこれだけで十分だなと思うくらい。
しかしGWやることもないので持っているアコギのチェックをしてみた。
Kansas w180はブリッジの浮きを接着したがチューニングし数日経ったらまた隙間があいてきてしまっていたが、諦めていた。
FG-160のチューニングを合わせて弾いてみる。このギターの音もやっぱいい! 150Fと比べると音量、低音の響きがでかい。
しかし弾きにくい。
メンテして1年数ヵ月経ってるが弦高を測ると3.5ミリ。
ネック矯正した当初は2.8ミリだったが完全に元の弦高に戻っている。
やっぱネック矯正やトップ膨らみの矯正とかは素人の強引メンテじゃダメだね。
そんな時に何気なく見たYouTubeの動画。
名古屋のアコギ専門店の動画で、状態の悪いYAMAHA FG-180をメンテしてどうなったか?という内容。
リフレット、指板修正でネックの元起きを治したと。
理屈がいまいちわからなかったが、指板修正して新しいフレットにすれば弦高も少しは低くなるよな...と思い挑戦することにした。
※良く見返したらフレットのタングの太いものを使う事により元起きが治るらしい。
アコギのフレットを全て交換するのは初めて。必要な物をAmazonで注文。
よく見るyibuyってとこのフレット 995円。 指板修正に使うRの付いたブロック 579円。(値段を確認したら今は2300円もしてた) 牛骨ナット 378円。
弦を外しロッドカバーを外しナットを外す。
トラスロッドのネジを見ると、まだ締める余裕があるような気が。
でかいマイナスではなめてしまって回らない。8ミリのメガネレンチをダイソーで買ってきた。
硬いがまだ締めれた! 今までFGのトラスロッドはマイナスで強引に回してたが、もっと早くレンチを買っておけば良かった・・・
持っている他のFGも要チェックだな
さぁ本題のフレット交換に取りかかろう。
《フレット抜き》
以前、ベースのフレット交換した時に使ったクイキリ。指板にあたる面を削って薄くしてある。
まず指板オイルを塗り保護と剥がれ予防。
20フレットから開始。
指板の割れ防止で半田ごてでフレットを熱してからフレットに刃を入れる。
フレットがガッチリはまっていて最初に刃を入れるのも難しく、刃がフレット下に入ってもなかなか外れず指板が少し欠けた。
瞬間接着剤で接着。
以前フレット交換したベースやアリアのアコギでは苦労せずにできたが...
また指板を傷めそうなのでマスキングして慎重にフレット抜き。
ヘッド側、ブリッジ側へとクイキリを軽く揺らしたり力を加減して抜いていった。
フレット端に全然刃が入らなかったりタングが切れたりして苦戦したが、フレット抜き完了。
《指板のサンディング》
ローポジションの指板はかなり荒れてるな~
ネックの反りを確認し出来るだけまっすぐにトラスロッドで調整。
400番のサンドペーパーをアルミ材に貼り付けサンディング。
12Rのブロックでサンディング。400番から1200番まで徐々にサンディング。
以前、ベースの指板Rの確認用に買ったRゲージで確認しつつ
指板修正完了。
フレットを打つ前にフレット溝をデザインナイフや刷毛でキレイに
《フレット打ち込み》
フレット長さはフレットごとに大体そろっていた。タングがバインディング有りのネックに合うようにカットしてある。
FG-160はバインディングは無いので、この加工はされてないほうが良かったが...
Rもついてるのでこのまま打ち込める。
長さを測り、ダイソーに売ってたプラモ塗装に使う箱に順番に並べた。
20フレットからプラスチックハンマーで打っていく。かなり強めに叩かないとなかなか入っていかない。メイプルの木片をフレットにあて仕上げ打ち。
サウンドホール付近のハイフレットは下にあて木ができないので、気休めだがサウンドホールから手を入れて押さえながら慎重に叩いた。
フレット打ち完了。
全てのフレットがちゃんと入っているか、差し金やプラスチックのカードをあてて確認。
そして長い定規をあてて再度トラスロッドでネック調整して、すり合わせに入る。
《フレットすり合わせ》
マジックでフレット上部を塗り、アルミ材に240番のペーパーを貼り付けてフレットを削る。
マジックで塗った線が均等に消えたらペーパー600番、1000番で仕上げる。
念のため差し金でフレットの高低差がないか確認してからフレットの角を削って丸める。
マジックでフレット上部を塗り、今度はフレット山の頂点のマジックを消さないように、スポンジブロックにペーパーを付け、角度を付けてフレット上を滑らすように角を削る。
上から下、下から上へと慎重に。
指板からはみ出たフレットをクイキリでギリギリにカットしてからアルミ材にペーパーを貼り付け、45~60度くらい角度を付けて削る。
ネックを握ったときに違和感ないようにダイヤモンドヤスリでフレット端の形を整え、サンドペーパーで仕上げ。
フレット全体をスチールウール、ピカールで磨き完了☆
続きのセットアップはまた次回に書きます!
ブリッジ浮き修理 Kansas W-180
メンテを終え1ヶ月ほど経過。このギターの音色を気に入り弾いていたが、トップ膨らみによるブリッジの傾きが悪化したような・・・
ブリッジ左の角が浮いている
購入してから1ヶ月間、トップの膨らみを矯正する治具を自作して矯正してみたが、自己流では、あまり効果はなかった。
その時点では弦高が高めってくらいで他に影響はなかったが、弦を張り弾いてるうちに張力でブリッジが浮いてきたのだろう。
ブリッジ左端は目視でわかるほど浮いている。右端の角は紙が2ミリほど入る浮き。中央には隙間はない。
ギターの音に影響ないかハイフレットまで弾いてみる。
全ての弦の12フレットがビビりっぽいが、ブリッジの影響だろうか・・・
まぁ12フレット以降は弾かないからいいけど、これ以上悪化すると嫌なので治す事にした。
ネットで調べると、このギターの状態、オレにできそうな修理方法が詳しく書いてある記事があったので参考にさせてもらいました。
https://www.tamusguitar.com/2019/11/acoustic-bridge-repair.html
ブリッジを外さずに隙間にタイトボンドを注入し圧着する方法。
まずAmazonで深型のクランプを2個購入。
内部のブレーシングに干渉してうまくクランプできないので木材をクランプに貼り付け。
あて木とブリッジ中央部分の固定をかねて治具を作成
道具の準備ができたら素早くクランプできるように試しにやってみる。
注射器に水で溶いたタイトボンドを入れてブリッジ隙間に注入。 原液も隙間付近に着けて紙で隙間に入れてから素早くクランプ。
ついでにもう一度ブリッジ下にも矯正治具を固定
接着は丸1日おけばいいが、ヤマハFGも買ったまま手付かずだったのでFGのメンテが終わるまで置いておいた。
20日ほど経過しクランプを外して確認。
トップ膨らみは変わらないがブリッジの隙間は無さそう。
弦を張りチューニングしてみる・・・
ダメ┐('~`;)┌
接着前と変わらずにブリッジ左側に紙が入る。右側の隙間はなくなったが
トップ膨らみが大き過ぎて、やっぱブリッジ全部外してブリッジ裏を膨らみに合わせて削ったりしなきゃダメなのか・・・
今度はクランプ1つで隙間のあるブリッジ左側を圧着。
1日放置
良くなった。 トップ膨らみが大きいので2ミリくらいは入るが、この位はいいでしょう。
弦高も3ミリから2.8ミリほどになり、12フレットの音も改善された。
サドル高さが限界~ブリッジ加工 YAMAHA FG-150F
やっとちゃんとした寸法のサドルを手に入れたのでサドル交換を始める。
やはり古いFGは当然のように弦高が高く、このギターも4.2ミリある。
トラスロッドは締まりきっているが、反りは許容範囲の順反りで問題ない。 少し元起きはしている。
弦高3ミリ以下にしたいが・・・
そうするには2.4ミリ以上サドルを低くしないといけないが、そうするとブリッジのサドル溝に埋まってしまう。
元起きはどうにもできないし、ブリッジを削るしかないかな・・・
方法を探してるとYouTubeにオレにもできそうなブリッジ修正の動画があった。
https://youtu.be/AehnIrIG3cA
ブリッジ上部全体を削るのではなく、弦の通り道だけを削る方法。
全体を削りサドル溝が浅くなるとサドルの保持力、安定性も悪くなりそうだし、正確な溝彫りはトリマーや治具が必要だしで、この方法でやってみることにした。
まずサドルを作成。元のサドル高さを目安に、とりあえず弦高3ミリ狙いで作った。
ブリッジに取り付けるとサドルの上面とブリッジ上面が、ほぼ同じ状態。
ブリッジを加工する。
ヤスリやルーターを使って、ブリッジピン穴の溝切り。
そして弦の通るところだけブリッジを削る。
そうするとブリッジ上部よりサドルが低くても弦はサドル上部だけに乗る。
弦を張ってチューニングしてみてブリッジ上部に触れずにサドルにちゃんと乗っているか、音も確認。
これが意外と苦労した。ブリッジピン穴からサドルまでの溝はかなり思いきって深めにしないとサドルへのテンションが弱くて音がビビったり詰まったりした。
特に1、2弦の溝を何回もやり直した。
逆に反対側の溝は弦さえ触れていなければいいのでわずかに削るだけで良さそうだった。
とりあえずサドル加工は完了。
弦の進入角度はちゃんとついているが、6弦の太い部分がサドルに乗ってしまっている。溝を深くした影響だが音にも悪影響が出ると思うので、以前ネットで見かけた方法をやってみる。
弦のボールピースを切り取り通す。
ちょうど何回も弦を張ったり緩めたりしていたら3弦が切れたので全部の弦のボールピースを切り取り付けた。
内部の収まりも通常よりしっかりした感じ。
弦高は計算どおりで3ミリ。これ以上下げるとテンションがちゃんとかかるか不安だし、音も悪くなりそうなのでこれで良し。
ナットの交換にはいる。
ナットとヘッドの境目にカッターをいれてから叩いて外したが、ヘッドの突き板が剥がれてしまった(ToT)
もっとしっかりカッターをいれて、テープで保護しなきゃダメだったな
ダイソーの木部補修ペン、マニキュアのクリア、瞬間接着材で補修
気を取り直してナット加工。 元のナットと同じ寸法に高さと厚さを削って取り付け・・・
たが・・・
弦溝が深くて6弦の解放が少しビビる(ーー;)
いつも溝付きのナットを買っているが、このナットの溝は深めだった。
このナットはもう使えないので外して新たなナットを取り付け。
いつもよりわずかに6弦寄りにずらして接着。
溝深さの調整して完了
このギターはフォークタイプのボディで小ぶりで、とても軽い。
音が軽くなりすぎるのもイヤなので弦の太さはライトにした。
フォークサイズだが音量、低音域もしっかり鳴る。
持っているFGのなかで弾きやすさも一番いい♪
気に入った!
またヤマハFGの良さを感じた。
どのFGも弦高は高いけど、やっぱ作りが良くて元々ちゃんと鳴るギターなんだろうな。
46年の時を経て元気に蘇った感じが堪らない!
アンダーサドルピエゾピックアップ取り付け アリアADW-71N
ヤマハFG-150Fで使うパーツをヤフオクで物色し、安いからついでに今後使えて遊べそうな物ないかなとアコギ用のピックアップを購入。
FG-160にサウンドホールに付けるピックアップを付けてみようと思ったんだが、エンドピンジャック仕様にしたくてピエゾピックアップとジャックがセットになってるものも購入。
Amazonでジャックだけ買うより安いし、ピエゾは使わなくてもいいやと思って買ったが・・・
サウンドホールピックアップはシールドのジャックと同じ径で、ピエゾのジャックは2.5фで使えない。
また良く調べずに買ってしまった( ´△`)
結局Amazonでジャックを注文。
ピエゾピックアップとジャックはどれかのギターに付けよう
アンダーサドルピエゾなので生音には悪影響がありそうだから、散々修理もし音もイマイチなアリアに付ける事にした。
が・・・
サドル溝に入らない。
ダイソーの爪磨きルーターが工具コーナーのルーターより安かったので買ってみた。
ビットはナフコで購入。パワーがないがなんとか使える。
溝を広げ、1弦側の端に配線用の穴を3ミリのドリルで斜めにあけ入れてみた。
が・・・
サドルの溝深さが浅いのか、ピエゾ自体が厚いのか、ブリッジ溝の面より出てしまう。
どーすんだこれ( -д-)
ピエゾのゴムの皮膜を剥いで、サドル溝をルーターで深く削った。ホントはトリマーに治具つけてやらなきゃいけないんだが、これだけのために買えないし、ピエゾの上にサドルを乗せるから
サドル溝に合う暑さの板ヤスリを切断し溝の底面を研磨
ブリッジ高さとサドル溝の深さを計り、ギリギリまでサドル溝を削ったが、ピエゾの上にサドルをのせるほどの深さにはならなかった。
どうするかは、とりあえず置いといてピエゾ配線を繋いで叩いて確認すると、反応無し。
いじくり過ぎて断線したか、元々か・・
まぁ、どっちにしろ使えなかったんで、気を取り直して、もっと薄いものをAmazonでさがした。
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0774XKPMG?ref=ppx_pt2_mob_b_prod_image
もっと薄いシート状のが見つからなかったので、これを購入。
前のものより1.5ミリは薄く、ブリッジ溝にサドルの入る余裕もちゃんとできた。
サドル溝が広くなり、元々のサドルは使えないので牛骨サドルを、だいたいの高さに削って取り付け。
《エンドピンジャックの取り付け》
元のエンドピンはネジで止まっているタイプだったので外して穴を拡張。
リーマーで少し広げては、ドリルでだんだん太い径に穴をあけてという作業を繰り返し、12ミリまで拡張。
穴から針金を入れてエンドピンジャックにつけて引っ張り出して取り付け。
元のエンドピンはネックヒールに付けました。
弦を張り、弦高を確認。ピエゾ取り付け前と同じくらいで約2.8ミリだったので、これで完成。
前に付いていたサドルは、厚さを削り過ぎていてがたつきがあったので、前よりキッチリはまって生音もいいかも。
アンプに繋いで音の確認。ノイズ、音量、各弦のバランスも問題ない。
このプツプツした感じの音がピエゾ臭いってやつか。
以前Amazonで買った500円以下のボディーに貼り付けるコンタクトピックアップより音も使いがっても全然いい。
プリアンプを使えばさらに良いんだろうが、ZOOMのマルチに繋いでコーラスかけたり、なかなか楽しめる。アコースティックのパッチの音が良くて気持ちいい♪ このギターじゃなくても良いんだろうが(°▽°)
アコギを家で楽しんでるだけで、生音の方が大事だからアンダーサドルピエゾを付けることはもうないと思うけど、これを期にまたアリアのギターが蘇ったのは良い事だ。
ヤマハFG-150F ブリッジプレート簡易補修
Kansasのギターを買ってメンテし終わったばかりだったが、またアコギ熱が上昇してまた新たなギターをヤフオクで物色。
自分の生まれ年のギターを欲しいなと思っていたところヤマハの黒ラベルFG-150Fが目にとまった。
FG-201Bオレンジラベル、FG-160グリーンラベルを持っていて、いつかは赤ラベル、黒ラベルも欲しかったしで4000円で落札。送料は2000円。
シリアルナンバーのスタンプ
1974年7月6日か
内部サイドには謎のスタンプ
傷、打痕はそれなりにあるが今まで買ってきたギターの中ではキレイな部類。ペグの錆びもない。
張ってあった弦をチューニングし、弦高をチェック。4.2ミリほど。
トラスロッドは限界まで締まっていたが、ネックの反りは大丈夫そう。
サドル、ナットはオリジナルのままっぽくプラスチック製。ブリッジピンは穴径とピンが合ってなくて奥まで入っていない。
全て牛骨に換えよう。
あとはブリッジプレートの痛みが気になるので補修しよう。
さぁ、いじるぞ!
牛骨のパーツを探す。今まで使っていたAmazonのブリッジピン、サドルのセットだとサドルの寸法が合わない。このギターのサドルはロングサドルで83ミリ。
ヤフオクでも探してみると、よく利用している出品者さんのとこに良さげなブリッジピンとナットがあったので落札。せっかくなんで。何か安くて使えそうなものがないかな~とピエゾピックアップとサウンドホールに付けるピックアップも購入。
他の出品者さんから寸法の合いそうなサドルも購入。
これが安物買いの銭失いの始まりになるのだった・・・
サドルが届き寸法を確認してみると幅がわずかに短いし、厚みが薄くてサドル溝に入れるとスカスカ。
使えん( -д-) 安かったから3個も買ってしまった。
商品の説明に寸法が記載されてなくて、サドルに定規をあててる写真はあったが、確認不足だった。
あきらめてAmazonで探し中華製の安い2個セットを購入。書いてある寸法は大丈夫だが、レビューには寸法が表示と違うとか書いてあり心配だったが・・・
はい!短い! 幅が2ミリほど短く支障はないかもだが、意地になり、またAmazonで信頼できそうな物を注文。
最初からこれにしておくべきだった。
結局、ヤフオクで買ったピックアップも使い物にならなかったし、散々でした( :゚皿゚)
その間に、ブリッジプレートの補修だけしときました。
ブリッジプレートの穴まわりをサンドペーパーできれいにして、水でといたタイトボンドに木屑をまぜたものを塗りつけました。
とりあえずあとはボチボチと年末年始の休みにやるとしよう。
Pro Martin EA350BLS
息子とギター話。
アコギの音量や音色よりも抱えやすく弾きやすいギターがいいらしく、最近はエレキギターを生音で弾いてるとのこと。
それだったらエレアコはどうだろうかと調べてみた。
オベーション系はネックも細く、ボディも薄くてエレキから持ち替えても違和感がないみたい。
ヤフオクでオベーション系の廉価版を探すも安価ではなかったので諦めて安いエレアコを探し落札。
Pro Martin EA-350 BLS
1200円で落札。送料1600円
このギター、オークションには結構出てるし、ネットの記事も多少あるが正確な製造年はわからなかった。
90年頃のギターかな。韓国製
届き開封する。
オークションの写真では黒く見えたが、深緑のサンバーストだった。
バックは樹脂製
ペグのポストやナットはかなり錆びていたり動きが悪かったが、それ意外は問題無さそう。
ペグをヘッドから外し磨き。隙間からギヤにCRE556を注油しトルク調整したら動きは良くなった。
ボディの木目、指板インレイ、ロゼッタは一見派手だが、なんとなくネック、ヘッド、指板の材質がチープな感じ。
指板、ブリッジがカサカサ。指板オイルで保湿、清掃。
フレット、ボディを磨き上げ。
アリアのフォスファーブロンズ、ライト弦を張り、弦高、反りを確認。
サドル高さに余裕があるので削って調整。
2.7ミリほど。サドルの厚みが溝に対して少し薄くて弦を張るとネック側に少し倒れる感じ。
そのせいか、オクターブのズレも大きめ。
サドル下にはピエゾピックアップがあり、アコギのように密着にシビアになることもないかと、隙間にラミネートされた不要会員カードを切って詰めた。
アンプに繋ぎ、音の確認。かなり出力は弱いが問題なく音は出た。
生音はまぁ、想像通り薄い音だ。
弾いてるとフレット端が少し引っかかるのでヤスリで調整。
17フレットが浮き1弦16フレットの音が17フレットの音だが、そんなにハイフレットは使わないから、そのままにしとく。
息子が望んでた、エレキ並みの弾きやすさ、抱えやすさ、控え目な音量を満たしたギターだ。